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乳腺炎

乳腺炎は授乳中に起こるのがほとんどですが、それ以外の原因で起こる場合もあります。

また、乳腺症と乳腺炎と混同されることが多いですが、全く違う症状です。

乳腺炎は、その症状によって大きく
うっ滞性乳腺炎、急性性化膿性、慢性乳腺炎に分けられます。

□うっ滞性乳腺炎
 乳腺炎というと思い浮かぶのがこのタイプで、授乳期におこり、とくにはじめて授乳する方で、授乳に慣れていない出産後1〜2週間後によくおこります。乳房でおっぱいを作っても、赤ちゃんがいっぱい吸ってくれないと、おっぱいの流れが悪くなり、おっぱいが停滞して、そこに乳頭や乳頭周囲の皮膚が授乳に伴って傷ついて、その傷から細菌が感染して乳腺の炎症をきたしたものです。乳管内に古いお乳がたまり感染して膿瘍を形成(いわゆるおでき)した状態です。
ほとんどの場合、急性化膿性乳腺炎に移行します。
□急性性化膿性
 乳頭から入った細菌の感染によって起こりるものです。授乳中は乳頭に小さなひび割れができやすく、多くはここから感染します。感染すると乳頭から膿ができます。多くの場合、出産の2〜3週間後に発症します。うっ滞性乳腺炎がひどくなるとあらわれる病気です。

□慢性乳腺炎
 乳腺に慢性的な炎症が起きている状態です。乳輪の下に膿がたまり、しばしばこれが皮膚にも広がって膿の出るあなをつくります。20〜30歳代の未婚の女性に多く見られます。
治りが悪く、いったん治っても再発することがあります。長期にわたって炎症を繰り返すことの多い病気です。

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