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乳腺炎の症状と治療

乳腺炎のそれぞれの症状と治療は、その症状によって大きく
うっ滞性乳腺炎、急性性化膿性、慢性乳腺炎に分けられます。

□うっ滞性乳腺炎
 はじめての出産の場合、あるいは出産後2〜4日の授乳開始直後は、まだ乳管が十分に開いていないため、乳汁が乳管の途中で詰まるうっ滞が起こりやすくなります。うっ滞が起こると、乳房が腫れ、熱をもち、全体的あるいは部分的にかたくなり、さわると強い痛みを生じます。乳首あたりにチクチクとした痛みを生じることもあります。
 治療法としては、うっ滞をなくして乳汁が流れるようにするため、乳房マッサージや搾乳器でたまった母乳を出します。

□急性性化膿性
 乳頭に傷ができると、乳頭から乳管へ細菌が入り込んで感染が起こります。感染が起こると、乳房全体、あるいは一部が赤く腫れ、ふれると激しい痛みを生じます。シコリを感じることもあり、わきの下にあるリンパ節も腫れます。
さらに、悪寒やふるえのあと発熱し、38度以上の高熱になることもあります。感染した乳房の一部に膿がたまることもあります。
 治療法としては、授乳を中止し、搾乳記を使って母乳を出し、乳房を冷やします。そして、抗生物質や消炎剤など服用します。
膿がたまって痛みがひどいときは太い針(ドレナージ)を患部に刺して、注射器で膿を吸引します。
膿がひどいときは、切開して膿を取り除くこともあります。

□慢性乳腺炎
 乳輪の下に、痛みをともなうしこりができます。しこりは徐々に大きくなり、赤く腫れたり、膿が出たりします。
乳頭からの分泌液や乳頭の陥没、皮膚のろう孔(膿がでる穴)もよくみられます。
 治療法としては、慢性乳腺炎は繰り返しおこることが特徴ですので、切開手術をしても再発することがあります。その場合は、根本的な病巣(腫瘍や乳管)の切除が必要になります。

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