おりものでみる婦人科の病気1:婦人科ナビ
おりものの量が多いとか臭いがするなど様子がおかしいという悩みは多いようです。 おりものは個人差があり、年齢や生理(月経)の周期でかわるので、これが病気につながるのかどうかも悩むところですね。 おりもの...
おりものでみる婦人科の病気1
おりものの量が多いとか臭いがするなど様子がおかしいという悩みは多いようです。
おりものは個人差があり、年齢や生理(月経)の周期でかわるので、これが病気につながるのかどうかも悩むところですね。
おりものは、女性の性器から出るさまざまな分泌液の集合体で、●子宮内膜の粘液 ●子宮頸管の粘液 ●腟粘膜の分泌液や、はがれ落ちた古い細胞 ●バルトリン腺や皮脂腺、汗腺からの分泌液……といったものが混じり合ってできています。
おりものの役割としていちばんにあげられるのは、「雑菌が腟の中に入るのを防ぐ」はたらき。これを、「自浄(じじょう)」といいます。腟口は、肛門の近くにあり、大腸菌などの雑菌が侵入しやすい環境となっています。そこで自衛のために分泌されるのがおりもので、いわば目を守っている涙と同じようなもの。おりものは、腟内を酸性に保つことで、雑菌の侵入を防いでいます。
また、排卵期のおりものには、「授精を助ける」はたらきがあります。ふだんは酸性に保たれている腟内ですが、この頃は子宮頸管からの粘液が増え、アルカリ性に傾きます。そのため、アルカリ性を好む精子が進入しやすい環境に変わるのです。
女性ホルモンと密接な関係があり周期的にその性状や量が変化します。
生理(月経)が終わってまもなく、半透明の粘り気が終わってまもなく半透明の粘り気の少ないおりものが出はじめしだいに量が増えてきます。
そして、排卵が近くなると透明でさらっとしたおりものになり、さらに量が増えてきます。
排卵日の直前になると透明で糸をひくような性状になります。
これは女性ホルモンの変化に伴って分泌されているので性状が増えるのです。
排卵後は白色から黄白色の粘調性のおりものに変化し量もすくなくなります。
また、性的興奮を受けたときや妊娠したときもおりものの量が増えます。
異常なおりものとは、たとえば異常に量が多い、悪臭がする、黄緑色や茶褐色、血液が混じる、膿のよう、かたくてポソポソしている。などの場合です。
このような場合、外陰部や膣のかゆみといった別の症状をともなうこともあり、なんらかの病気が考えられます。
とくに、性感染症に感染した場合はおりものに異常があわられることが多く、早期発見・治療が必要になります。
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